自己流は危険？歯医者でブラッシング指導をしてもらおう

毎日の食事や会話など、ごく日常の人間生活の中での動作において重要な役割を果たしている歯や顎の働きは、目立たないためあまり重要視されません。
ですが歯や口腔内、また噛む力を左右する顎の状態など、特に加齢で著しく機能が低下する部位であり、なるべく長く健康的な状態に保つことが他の多くの健康維持に繋がります。
噛むことは当然ながら食事と直結しており、人が生活していく上での活力や身体活動の源です。
また、楽しみの1つを左右すると考えると、大切さが分かることでしょう。

虫歯や顎の不具合があっては、せっかくの楽しい食事や良い食材を良いものとして身体に摂り入れることが難しくなってきます。
口腔内だけでなく全体の健康を考えるのであれば、歯や口腔内を清潔に保つことはもちろん、顎の噛む力を日頃から意識してたまには固い食べ物も摂るような生活を心がけることが大切です。

80歳になっても自分の歯で食事が難なくできる人の多くは、固い食べ物に親しんでいたり好きでよく食べたりする習慣がある人が多いです。
特に昨今の食べ物は柔らかく食べやすいものが増えており、それ自体は悪いことではないものの、人の噛む力を損なう1つの原因となっていることは確かでしょう。

固いものは消化に時間がかかりますが、だからこそよく噛んで食べる必要があります。
よく噛むことは頬の筋肉や顎の力はもちろん、脳への程よい刺激にもなるので、長期的な健康体を目指すのであれば、噛む力に着目することはとても意味があるでしょう。