歯医者でブラッシング指導をしてもらうことの大切さについて紹介しているサイト

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歯の健康は噛む力とも連動している

磨き過ぎによる歯の摩耗

毎日のブラッシングはとても大切ですが、ただ磨けば良いわけではありません。
歯も生体組織なので、磨き過ぎたり力が入り過ぎたりすれば、当然摩耗してしまうでしょう。
摩耗することで知覚過敏や歯茎の後退など、さまざまな不具合が生じる可能性があります。

歯の表面はエナメル質と呼ばれる組織で覆われており、これが歯の内部を保護しています。
毎日のブラッシングを一生懸命にするあまりに磨き過ぎてしまい、このエナメル質を剥がしてしまうような場合があるのです。
エナメル質を損なってしまうと、知覚過敏などで日常生活に支障が出るだけでなく虫歯にもなりやすくなってしまいます。
歯の再石灰化が正常に機能するように、適切な磨き方が重要です。

同じところばかり磨いている

これも自己流のブラッシングでよくあることですが、同じ場所ばかり磨いてしまっている状態です。
自分ではしっかり磨いているつもりでも、口腔内全体にブラシが行き届いていません。
ブラシが行き届いている場所はきれいでも、行き届いていない場所の汚れは日々蓄積していくことになります。

そのため、よく磨いているはずなのに、1部に蓄積した汚れが元で歯周病や虫歯になるケースがとても多いのです。
1度溜まってしまった汚れはがんこで、自宅でのブラッシングだけでは除去することができにくいものとなっています。

歯や歯茎など口腔内全体にまんべんなくブラシを行き届かせ、1ヵ所に偏らないようなブラッシングを日頃から意識することが大切です。


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