歯科医院でブラッシング指導を受けてみよう

歯ブラシが合っているかどうか
歯ブラシといっても種類はとても多く、固いものや柔らかいもの、カットされた形状、また動物の毛を用いたものなどさまざまです。
昨今だと歯磨き粉を使わないブラシなど、質の高いものが多く出ています。
一方で、歯ブラシなどの口腔ケアツールにおいて個人によって相性があり、高いものや高品質なものが必ずしも万人向けとは限りません。
良い製品が良いのはもちろんですが、それほど高品質なものでなくても、適切な磨き方さえマスターしておけば充分効果を得ることはできます。
また、ブラシは定期的なサイクルで交換することがとても大切です。
歯ブラシの場合は高品質なものを長く使うのではなく、品質の良さに関わらず適宜清潔なものと取り換えながら使うのが重要です。
ベストなタイミングで磨けているか
ブラッシングは日に3度、最低でも2回は実施することが望ましいですが、回数だけ守れば良いわけではありません。
1日の中でも特に大切なのは、夜寝る前のブラッシングです。
就寝時は口腔内が乾燥しやすく、虫歯菌の増殖や活動が活発になります。
夜にケアしないまま寝てしまうことは、口腔内が悪い環境のまま更に菌が活性化して悪さをするので最悪です。
本来は日に3度と明確な決まりがあるわけではなく、毎食後に行うことが望ましいですが、就寝前のブラッシングについては特に丁寧に行うことが大切です。
丁寧さは大切ですが、くれぐれも歯茎を傷めるような磨き方をしないよう、力の入れすぎに注意しましょう。
ブラッシングの力加減は、自分が心地よいと感じる強さを意識すると良いでしょう。